ガルラジチーム富士川No.1イベント参加レポート(そして、続くということについて)
2020/1/26 日曜日、都内某所で開催されたガルラジ「チーム富士川No.1イベント」に参加してきた。
イベントが始まる前にTwitterでよく見る人たち、ガルラジを一緒に聞いてきたリスナーたちが、当たり前のようにいることがとても嬉しかった。ああいう場所で立ち話をすることはあまり得意じゃないし、かなり緊張もしてしまうほうなので、あまりうまく立ち回れなかったなという心残りがあったりする。(もし何か失礼があったら申し訳ないです……)ともあれ、非常に居心地の良い空間だったのは間違いない。
藤田ゆきのさんの案内から始まったイベント本編は、果たして、素晴らしいものだった。
スタッフさんのチョイスも含めたラジオの振り返りや、藤田ゆきのさんアクスタが景品の高難易度ガルラジクイズ、そして公開録音と、間違いなく、本当にガルラジが好きな人のためのイベントだった(山北早紀さんが「いつもは見ない顔が多い」といった意味合いのことを言っていたのも印象的だ)。
そういうイベントだったから、と言うべきか、イベントに参加することで、ガルラジというコンテンツに対してより解像度が上がった場面があった。
ひとつは、振り返りのコーナーで実際の収録風景の映像が流れたこと、そして、その後の公開録音で、ステージ上に実際の収録の再現が行われたこと。
ガルラジは、演じている声優さん自身の身体性が大きく関わっているコンテンツであり、それは「役である時の演者さんの振る舞いが(台本に無くても)キャラクターに還元される」ということであるのだけれど、実際の収録風景がそこに再現されたことで、声だけでは無く、声優さんたちがブースでラジオをしているその姿が、チーム富士川の3人の姿として表現されたのだ。このイベントでそういうものが得られるとは正直思っていなかったので、嬉しい誤算だった。
そしてもう一つは、新田さんが最後の挨拶のときに参加者を指して「リスナーの中の人」と呼んでくれたこと。聞いた瞬間に「本質だ」と思った。これほどまでに参加者である僕たちを上手く指し示してくれる言葉も無いだろう。僕たちもTwitter上でガルラジについて語っているときは間違いなくガルラジのリスナーで居て良いのだ。こんなに嬉しいことは無いだろう。こういうイベントではやはり然るべくしてこういうことが起こるのだと思った。
そして、公録の最後には、コンテンツの新しい展開、富士川SA「2020大感謝祭」でのコラボレーション企画の発表。そして「2020年もガルラジ!」という合言葉。ガルラジが今年も続くことが示された。
本イベントの位置づけは、ガルラジ2ndシーズンの総まとめ、ボーナスステージ的なものであり、少なからず、「区切り」としての予感を持って臨んだ人は多かったと思う。僕もそうだった。
そして、これと似たようなこと(臨んだときの悲壮感は比較にならないけれど)を、僕は数年前に経験している。
kamikusa.hatenablog.comこの記事でも書いたが、ソーシャルゲームを代表として、リアルタイムに配信される形で展開するキャラクターコンテンツは、コンテンツとしての終わりが明示されない。だから、続くことを祈るしかないし、続いて欲しいと祈ることができてしまう。
そして、そういった祈りが届いたときは、やはり格別に嬉しいものなのだ、ということを再認識できたことは、今回参加することができて一番良かったことかも知れない。
ガルラジにおける「時間」ってもうどうあっても止まることは無いと思うんですけど、その上で、2020年もその時間を共有することができるってことを言ってもらえたのは本当に嬉しいですね……
— 紙草 (@kkamikusa) 2020年1月26日
リスナーとしての我々はラジオが終了したら元リスナーになるしかないわけなんだけど、そこまでも含めてなんかこれから先のことが愛おしくなっちゃったな
— 紙草 (@kkamikusa) 2020年1月26日
#2020年もガルラジ! やっていきましょう。